化学だいすキッズ 氷釣りをしよう!!!
暑い夏は,氷をさわると冷たくて気持ちが良いですね。
その冷たい氷を糸で釣ってみましょう。
糸でどのようにして氷を釣るのでしょうか?
台所にある塩を使うと釣れるのです。それでは,実験してみましょう!
実験は必ず大人と一緒に行ってください。
準備するもの
- 割りばし
- たこ糸 20センチメートル
- 皿
- 水
- 氷(2〜3センチメートル角の大きさ)
- 計量スプーン(小)
- 塩
- スポイト
実験方法1
釣りざおをつくる
実験方法2
小さじ2〜3杯の塩を,皿のまん中に山盛りにする
実験方法3
冷蔵庫から氷を出し,5秒くらい手であたためる
実験方法4
氷を塩の上に置き,上から少し押す
実験方法5
たこ糸の先2センチメートルくらいを,水で十分にぬらす
実験方法6
たこ糸のぬらした部分を氷の上に寝かすようにして置き,30秒待つ
実験方法7
釣りざおを,ゆっくりと持ち上げる
実験の解説
氷に塩をかけたりして氷が塩にふれると,氷がとても冷たくなる性質があります。この性質を利用して,氷を糸で釣ったのです。表面が水でぬれた氷を塩の上に置くと冷たくなって,表面の水が凍ります。このとき,糸もいっしょに固まったので,氷を糸で釣ることが出来たのです。
化学だいすキッズ第6号(2009年7月10日発行)より編集/転載