キッズサイエンス: 空気の力で風船を飛ばそう!
大きく膨らませた風船の口をあけると,勢いよく空気が出ます。この空気の力を利用して,風船を飛ばす実験をしよう!
実験は必ず大人と一緒に行ってください。
準備するもの
- 風船
- ストロー
- セロハンテープ
- 糸
- はさみ
- ダブルクリップ
実験方法1
糸を3 mくらいに切り,糸の片方の端を,部屋の高いところに,セロハンテープでしっかりと貼り付ける
実験方法2
大きく膨らませた風船の口を折り,空気が漏れないようにダブルクリップではさむ
実験方法3
セロハンテープで,風船にストローを貼り付け,糸をストローに通す
<アドバイス>2本の線が平行になるようにストローを貼り付ける
実験方法4
風船から空気が漏れないように,風船の口を指で押さえながら,ダブルクリップを外す
実験方法5
糸をピンと張ってから,風船の口を押さえている指を離す
実験の解説
実験方法5で,風船の口を押さえている指を離すと,風船は勢いよく飛んでいきます。これは風船の中にたまっていた空気が外に出たときに,風船に力が働くからです。そして,風船は空気が出た方向とは反対の方向に飛んでいきます。
風船を上手く飛ばすコツは,風船を大きく膨らませて,糸をピンと張り,ストローの向きと,風船から空気が出る向きが平行になるようにすることです。
化学だいすきクラブニュースレター第44号(2020年4月1日発行)より編集/転載