化学だいすきクラブ

キッズサイエンス: 不思議な色水を作ろう!

ムラサキキャベツで紫の色水を作り,色を変える実験をしよう!

この記事を書いた人: 宮本一弘
開成中学校・高等学校

準備するもの

準備するもの: ざる,ボウル,鍋,割りばし3本,ムラサキキャベツ1/4,包丁,まな板,計量スプーン(小さじ),重曹を溶かした水,アンモニアが溶けている虫刺されの薬,食酢,プラスチックのコップ4個,湯
  • ざる
  • ボウル
  • 割りばし3本
  • ムラサキキャベツ1/4
  • 包丁
  • まな板
  • 計量スプーン(小さじ)
  • 重曹を溶かした水*1
  • アンモニアが溶けている虫刺されの薬*2
  • 食酢
  • プラスチックのコップ4個

*1 100 mLの水に小さじ1杯の重曹を溶かしたもの

*2 においがするので,点眼瓶などに入れておくとよい

手順1

紫の色水を作る

紫の色水を作る

手順2

湯が冷めたら,ムラサキキャベツの葉をのぞく

湯が冷めたら,ムラサキキャベツの葉をのぞく

手順3

紫の色水を4個のコップに入れる

紫の色水を4個のコップに入れる

手順4

3個のコップに,それぞれ食酢,重曹を溶かした水,虫刺されの薬を小さじ1杯ずつ加え,かき混ぜる

3個のコップに,それぞれ食酢,重曹を溶かした水,虫刺されの薬を小さじ1杯ずつ加え,かき混ぜる

手順5

4個のコップの色水の色を比べる

4個のコップの色水の色を比べる

実験の解説

ムラサキキャベツに含まれている紫色の色素は酸性,アルカリ性で色が変化します。紫の色水を酸性にすると,紫から赤へ変化します。またアルカリ性を強くしていくと,紫→青→緑と変化します。いろいろなものを溶かして,酸性かアルカリ性か調べてみましょう。

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化学だいすきクラブニュースレター第36号(2017年7月1日発行)より編集/転載

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