化学だいすきクラブ

家庭でトライ!! 色の変わるホットケーキを作ろう

化学の力で色が変わるホットケーキを作ってみましょう。焼いている間にどんどん色が変わります。

この記事を書いた人: 熊澤めぐみ
香蘭女学校

準備するもの

準備するもの:ホットケーキミックス、ムラサキイモの食用パウダー、ボウル(中)、はかり、ゴムベラ、コップ、フライパン
  • ホットケーキミックス
  • ムラサキイモの食用パウダー
  • ボウル(中)
  • はかり
  • ゴムベラ
  • コップ
  • フライパン

実験操作1

ホットケーキミックス100 g,ムラサキイモの食用パウダー10 gをボウルに入れる。

ホットケーキミックス100 g,ムラサキイモの食用パウダー10 gをボウルに入れる。

実験操作2

水100 gを入れ,生地がなめらかになるまで,ゴムベラでよく混ぜる。

水100 gを入れ,生地がなめらかになるまで,ゴムベラでよく混ぜる。

実験操作3

生地がなめらかになったら,温めておいたフライパンに流し入れて焼く。

生地がなめらかになったら,温めておいたフライパンに流し入れて焼く。

実験操作4

全体がこんがり焼けたら完成。青緑色に変化したホットケーキが焼きあがる。

全体がこんがり焼けたら完成。

青緑色に変化したホットケーキが焼きあがる。

解説

解説:ムラサキイモにはアントシアニン色素が含まれています。アントシアニンは酸性で赤色,中性で紫色,アルカリ性で緑色を示します。ホットケーキの生地に含まれる物質(炭酸水素ナトリウム)は熱が加わるとアルカリ性が強い物質(炭酸ナトリウム)に変わるため,ホットケーキが青緑色に変化します。青緑色に変化したホットケーキにレモン汁をたらすと,そこだけ酸性になるため,色が赤くなります。この実験は電子レンジでもおこなえます。電子レンジでおこなう場合は,量や加熱時間はレシピに従って下さい。

ムラサキイモにはアントシアニン色素が含まれています。アントシアニンは酸性で赤色,中性で紫色,アルカリ性で緑色を示します。ホットケーキの生地に含まれる物質(炭酸水素ナトリウム)は熱が加わるとアルカリ性が強い物質(炭酸ナトリウム)に変わるため,ホットケーキが青緑色に変化します。青緑色に変化したホットケーキにレモン汁をたらすと,そこだけ酸性になるため,色が赤くなります。この実験は電子レンジでもおこなえます。電子レンジでおこなう場合は,量や加熱時間はレシピに従って下さい。

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化学だいすきクラブニュースレター第35号(2017年2月20日発行)より編集/転載

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